ここでは、メニューコマンドとキー操作をまとめます。それぞれの操作の詳しい内容は、後述しているものもあります。段やスケジュールなどに関するマウス操作は、別の章で説明します。
新規作成
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新しいデータを作成します。この時点ではまだファイルを作成しません。ファイルを作成するには、「名前を付けて保存」コマンドを実行します。
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開く
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データファイルを開きます。
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テンプレートとして開く
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あるデータファイルをテンプレートと見なして読み込み、そのコピーを作成します。指定されたファイル自体には変更は成されず、新しいファイルが新規作成されてそこに段やスケジュールがコピーされた状態となります。スケジュールの開始日を指定し、全体をその位置に水平移動します。進捗率・実績は、未投入の状態となります。
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閉じる
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データファイルを閉じます。次に「新規作成」するか「開く」を実行するまで、メモリ上にデータがない状態になります。
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上書き保存
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現在の編集内容を、ファイルに上書きで書き込みます。ファイル名がまだ決まっていない場合は、「上書き保存」コマンドと同じ動作となります。
ファイルモードが「共有モード」のときには、このコマンドは実行できません。共有モードにおいては、操作を行なうたびにデータは上書き保存されています。
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名前を付けて保存
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現在の編集内容を、ファイルに上書きで書き込みます。ファイル名がまだ決まっていない場合は、「上書き保存」コマンドと同じ動作となります。
ファイルモードが「共有モード」のときには、このコマンドは実行できません。共有モードにおいては、操作を行なうたびにデータは上書き保存されています。
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エクスポート
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現在開かれているデータを、CSV形式やXML形式・HTML形式のファイルに書き出します。
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インポート
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インポートはできないことを表示します。
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プロジェクトセットを作成して開く
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複数のプロジェクトをまとめて読み込む機能です。
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プロジェクトセットをファイルから開く
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以前作成したプロジェクトセットファイルを元に、プロジェクトセットを開きます。
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プロジェクトセットの変更
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現在開いているプロジェクトセットの組み合わせを変更したり、プロジェクトセットファイルを保存したりするために選択します。
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印刷設定
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印刷に関する設定を行います。
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印刷プレビュー
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印刷プレビューを開きます。
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印刷
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プリンタを指定して、印刷を行います。
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終了
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Project Canvasを終了します。編集中のデータが、最後に変更されてから保存されていない場合は、保存の確認メッセージが表示されます。
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元に戻す
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直前に行った変更を取り消します。ファイルモードが「共有」の時は使えません。
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やり直し
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「元に戻す」で取り消した操作を、再度行います。ファイルモードが「共有」の時は使えません。
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切り取り
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選択されたオブジェクトを、クリップボードに切り取ります。このコマンドは、「コピー」+「削除」と同じです。
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コピー
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選択されたオブジェクトを、クリップボードにコピーします。
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貼り付け
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クリップボードにProject Canvas形式のデータがあれば、そのデータを貼り付けます。
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線表全体を画像としてコピー
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線表全体を1枚の拡張メタファイル形式の画像としてクリップボードにコピーします。
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全て選択
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スケジュール・メモ・リンク線を全て選択します。このコマンドを利用して選択すると、非表示のもの(非表示の段に属するスケジュールや、サマリ表示段のため見えなくなっているスケジュール、段が展開状態にあってそれ自体が表示されていない段のスケジュール)も選択されます。全て選択をした状態では、表示されていない状態で行われると都合の悪い操作(ドラッグ操作や、コピーなど)は行えません。
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リンクされたオブジェクトを全て選択
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選択されているオブジェクトから、リンクを介してつながっている全てのオブジェクトを選択状態にします。直接リンクされていなくても他のオブジェクトを介してリンクされているオブジェクトを含め、芋づる式に選択します。
リンクされたオブジェクトを連動してドラッグ操作などしたい場合には、まずこのコマンドを利用して対象としたい全てのオブジェクトを選択状態にすると良いでしょう。
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ドラッグ選択モード
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キャンバス上の指定領域内にある全てのオブジェクトを選択したい時には、ドラッグ選択モードを利用します。マウスの形状が下図のように変わります。この状態で、選択したいオブジェクトを囲む四角形の対角線をドラッグします。
すでにドラッグ選択モードの場合には、解除します。
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削除
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選択されているオブジェクトを削除します。
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テキストの編集
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メモや列のセルなどのテキストの編集を開始します。
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日付/日数を指定して左右にずらす
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選択されたスケジュールやメモを、左右に移動します。指定日付まで移動する方法と、移動する日数を指定する方法があります。
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段の一括変更
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全ての段の高さを一括して指定の値に設定します。
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グリッドスナップ
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グリッドスナップモードの切り替えを行います。
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X方向を一日の区切り線に合わせる
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横方向のグリッドスナップモードの切り替えを行います。
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Y方向をグリッドまたは段の中央に合わせる
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縦方向のグリッドフィットモードの切り替えを行います。
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シングルモードに変更/
共有モードに変更
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ファイルモードの切り替えを行います。
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検索
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オブジェクトの検索を行います。
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段の検索
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段の検索を行います。
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置換
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オブジェクトの文字列を置換します
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プロパティ
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選択されているオブジェクトのプロパティを表示します。オブジェクトが複数選択されている場合には、利用できません。
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段
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ひとつ上に段を挿入
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選択されている段の一つ上に、その兄弟になる段を作成します。段が選択されていなければ、一番下に段を作成します。
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ひとつ下に段を挿入
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選択されている段の一つ下に、その兄弟になる段を作成します。段が選択されていなければ、一番下に段を作成します。
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下の階層に段を作成
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選択されている段の下の階層に、その第一子になる段を作成します。
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段の一括挿入
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段を、複数行テキストから一括して挿入します(後述)。
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列
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選択されている列の左に、新しい列を挿入します。列ヘッダーが選択されていない場合は、一番右側に新しい列を作成します。作成した列の位置によっては、列とキャンバスの境界にあるスプリットバーをずらして、列部の幅を広げないと見えない場合もあります。
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スケジュール
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スケジュールを作成します。スケジュールの作成は、専らキャンバス領域をドラッグすることによって行うため、このメニューコマンドは使いません。
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リンク
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選択されたオブジェクトを起点とするリンクの作成を開始します。このコマンドを選択した後に終点のオブジェクトをクリックすることで、初めてリンクが完成します。
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メモ入力モード
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メモ入力モードに切り替えます。すでにメモ入力モードの場合は、解除します。この状態でキャンバス上をドラッグすると、その位置にメモが作成され、文字を入力できる状態になります。
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表示オン/オフ
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土休日の背景色を塗る
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ルーラーやキャンバスの土休日の背景を、淡い赤色や青色で塗りつぶすようにします。この設定は、印刷にも反映されます。
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今日の背景色を塗る
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本日の背景色を黄色で塗り、現在日を区別しやすくなります。
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集計日数の表示
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段見出しに、その段に登録されたスケジュールの合計日数を表示するようにします。この設定は、印刷にも反映されます。
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サマリー表示モード
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サマリー表示モードの切り替えを行います。サマリー表示モードにすると、折りたたまれた段にはその段固有のスケジュールを表示する代わりに、子孫階層のスケジュールのサマリーが表示されるようになります。この設定は、印刷にも反映されます。
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スケジュールの肩に日付を表示
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スケジュールの肩に、開始日や終了日を数字で表示するかどうかを設定します。実績日付についても同様に表示します。この設定は、印刷にも反映されます。
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スケジュールに日数を表示
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スケジュールの右下または右上に、そのスケジュールの日数を表示するかどうかを設定します。土日祝日を日数に含めるかどうかは[ツール]→[設定]→[全般]タブの「日数の算出」での設定が反映されます。
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実績を表示
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スケジュールに登録されている実績日を線で表示するかを設定します。線型スケジュールで、実績開始日または実績終了日の片方しか設定されていない場合、線は表示されません。この設定は、印刷にも反映されます。
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進捗率の位置まで背景を塗る
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このチェックが付いていると、進捗率が設定されたスケジュールは進捗率の割合だけ背景が塗りつぶされます。チェックを外すと、進捗率はスケジュールの描画には反映されません。
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任意列部の表示
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段見出しとキャンバスの間に、列を表示するかどうかを切り替えます。非表示にしても列データが消えるわけではなく、表示するように切り替えればデータは表示されます。この設定は、印刷にも反映されます。
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負荷グラフの表示
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負荷グラフを表示するかどうかを切り替えます。
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表示モード
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プロジェクト情報
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プロジェクト情報タブを選択します。
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日単位
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日単位タブを選択します。
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月単位
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月単位タブを選択します。
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年単位
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年単位タブを選択します。
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切り替え
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一つ右のタブを選択します。
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ルーラーのプロパティ
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ルーラーの上段
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ルーラーの上段のプロパティを表示・変更します。
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ルーラーの下段
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ルーラーの下段のプロパティを表示・変更します。
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ツールバー
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コマンドツールバー
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コマンドツールバーの表示/非表示を切り替えます。
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表示設定ダイアログバー
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表示設定ダイアログバーの表示/非表示を切り替えます。
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パレットダイアログバー
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パレットダイアログバーの表示/非表示を切り替えます。
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イナズマ線の設定
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イナズマ線を表示します(表示するための設定も行います)。
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1年戻る
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表示位置を1年左にスクロールします。表示範囲が設定されている場合は、それを超えてスクロールすることはできません。
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1ヶ月戻る
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表示位置を1ヶ月左にスクロールします。表示範囲が設定されている場合は、それを超えてスクロールすることはできません。
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今日へジャンプ
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表示位置を「今日」がキャンバス左端に来るようにスクロールします。表示範囲が設定されている場合は、それを超えてスクロールすることはできません。
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1ヶ月進める
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表示位置を1ヶ月右にスクロールします。表示範囲が設定されている場合は、それを超えてスクロールすることはできません。
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最も左のスケジュール位置へジャンプ
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登録されている最も左のスケジュールが見える位置までスクロールします。表示範囲が設定されている場合は、使えません。
スケジュールを登録した後に、その段の高さを変更してせばめると、スケジュールが段からはみ出てしまって見えなくなることがあります。また、サマリー表示モードにしている場合は、子階層を持つ段のスケジュールは見えません。非表示や、フィルタで見えなくなっている段についても同様です。隠れているスケジュールがあっても、「右端のスケジュール位置へジャンプ」コマンドは、存在するものとして処理します。上記を念頭に置いて、隠れているスケジュールがないか良く探してみて下さい。
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最も右のスケジュール位置へジャンプ
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登録されている最も右のスケジュールが見える位置までスクロールします。表示範囲が設定されている場合は、使えません。
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非表示
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段または列見出しが選択されているとき、その段または列を非表示にします。
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非表示のオブジェクトを再表示
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この前を再表示
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選択されている段の一つ上の段が非表示になっている場合、その段を再表示します。選択されている列の一つ左の列が非表示になっている場合、その列を再表示します。
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この次を再表示
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選択されている段の一つ下の段が非表示になっている場合、その段を再表示します。選択されている列の一つ右の列が非表示になっている場合、その列を再表示します。
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この下の階層を再表示
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選択されている段の子孫の階層で非表示になっている段を全て再表示します。
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全ての段を再表示
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非表示になっている全ての段を再表示します。
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全ての列を再表示
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非表示になっている全ての列を再表示します。
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段の展開/折りたたみ
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全ての段を展開する
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全ての段を展開する
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全ての段を折りたたむ
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全ての段を折りたたみます。
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選択段の下の階層を折りたたむ
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選択された段の下の階層を折りたたみます。段見出しの[-]アイコンをクリックするのと同じです。
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選択段の下の階層を展開する
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選択された段の下の階層を展開します。段見出しの[+]アイコンをクリックするのと同じです。
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一覧表をブラウザで表示
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現在表示中のデータをHTML形式の一覧表にして出力し、それを既定のブラウザで開きます。この機能は、[ファイル]→[エクスポート]によりHTML形式でファイルを出力し、それをブラウザで開くのと同じ動作です。詳細はエクスポートの説明を参照して下さい。
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スクロール範囲の再設定
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スクロール範囲(スクロールバーの範囲)を指定して設定します。このコマンドは、スクロールを右端または左端を越えて拡張し、範囲が広くなりすぎたときに、強制的に修正するために利用します。表示範囲が設定されている場合は、このコマンドは利用できません。
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関連情報(URLまたはファイル)の表示
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スケジュールや段に登録されている「関連情報」のURLまたはファイルを開きます。ファイルであれば、関連付けられたアプリケーションで開き、URLは標準のブラウザで開きます。
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最新の情報に更新
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ファイルからデータを読み込んで、表示に反映します。ファイルモードが「共有モード」のときだけ利用可能です。
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フィルタ
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この列でフィルタリング
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選択された列のセルに書かれているテキストで、表示のフィルタリングを行います。
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この列のフィルタを解除
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選択された列を対象にしたフィルタリングを解除します。
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段のテキストでフィルタリング
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段見出しのテキストで、表示のフィルタリングを行います。
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段のテキストのフィルタを解除
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段見出しのテキストを対象にしたフィルタリングを解除します。
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全てのフィルタを解除
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全てのフィルタリングを解除します。
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期間を指定して削除/切り出し
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指定期間のスケジュールを一括削除したり、別のファイルに切り出したりする作業を行います。
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休日ファイルエディタ
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休日情報ファイルを編集する画面を表示します。
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色ルールエディタ
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色ルールファイルを編集する画面を表示します。
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よく使う形状エディタ
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「よく使う形状」を編集する画面を表示します。
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検印欄パターンエディタ
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検印欄パターンのファイルを編集する画面を表示します。
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拡張子の関連付け
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*.pjcをProject Canvasに関連付けます。このコマンドを実行しなくても関連付けは行われますが、何かの理由で明示的に行いたい場合にこのコマンドを使います。
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ファイルごとの設定を整理
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ファイルごとに前回開いたときの各種設定(印刷用紙、スケール、段の展開状態、スプリッターの位置など)がレジストリに書き込まれますが、そのうち10日以上開いていないファイルの設定を削除することでレジストリを整理します。
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負荷グラフの設定
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負荷グラフの設定を行なうダイアログボックスを表示します。
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オプション
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様々な設定を行なうダイアログボックスを表示します。
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段見出しウィンドウでは、カーソルキーによって段を移動することができます。また、カーソルキーの[←][→]は、必要に応じて段を折りたたんだり展開したりします。[+][-]キーによっても段を折りたたんだり展開したりすることが可能です。