線表のコピー
Project Canvasには、線表を丸ごとクリップボードにコピーする機能があります。この機能を使うと、線表をワープロや表計算などの別のソフトウェアに貼り込んで、一体となった文書として扱うことができます。
線表は「拡張メタファイル」という形式でクリップボードにコピーされます。この形式は、拡大・印刷などを行ってもギザギザが出ず、なめらかな表示と印刷出力が可能です。拡張メタファイルの貼り付けに対応したソフトウェアであれば、「貼り付け」または「形式を選択して貼り付け」などのコマンドを実行することで、この線表を貼り付けることができます。
線表を丸ごとコピーするには
画面に線表が表示されている状態で、メインメニューから[編集]→[線表全体を画像としてコピー]を選択します。
線表コピーの機能は、印刷と同じ機構を利用しています。そのため、ルーラーの表示状態や段の表示/非表示などについては、画面の状態がそのまま採用されます。但し、印刷と異なるのは、ページ区切りがないことです。例えば段が100個あり、10画面分スクロールしないと全てを見られない線表であれば、線表全体を画像としてとらえた場合には、非常に縦長になります。
Project Canvas の線表コピー機能は、コピーした結果としての画像の長方形としての形状を、縦横比としてあらかじめ指定することができます。
線表コピーの確認画面が表示されたときに初期値として入っている数値は、現在の画面(ウィンドウ)の形状のまま全体をスクロールしたときに得られる長方形の形状と同じくなるような値です。変更せずにOKをクリックすれば、感覚的にはもっとも画面に近い結果が得られます。