イナズマ線
イナズマ線は、プロジェクトの進捗度合いを確認し、遅れているスケジュール(タスク)を探し出すために利用する補助的な機能です。イナズマ線の機能を利用するには、スケジュールの進捗を「進捗率」を投入することにより管理していることが必要です。
イナズマ線を表示するには
メインメニューの[表示]→[イナズマ線の設定]を選択すると、次のようなウィンドウが表示されます。何もせずにOKをクリックしても、基準日を「今日」としたデフォルトの設定でのイナズマ線が表示されます。
表示したイナズマ線を非表示にする場合も、メインメニューの[表示]→[イナズマ線の設定]からこのウィンドウを開き、「イナズマ線を表示する」チェックを外して下さい。
イナズマ線を表示する
|
これがチェックされていると、イナズマ線を表示します。
このウィンドウを表示した段階では初期状態でチェックされています。
一度表示したイナズマ線を非表示にする場合は、チェックを外します。
|
イナズマ線の基準日
|
この日を基準日として、タスクの進捗率が進んでいるかどうかを判定します。通常は今日(本日)を指定します。
|
線の色
|
イナズマ線の描画色です。
|
線の太さ
|
イナズマ線の太さです。
|
イナズマ線の表示ルール
イナズマ線は、基準日のx位置に縦線として引かれますが、次のようなスケジュールがあると、その進捗率が示しているx位置までを通るように左右にジグザグに描かれます。
・基準日より前に終わっているべきスケジュールで、まだ終わっていない場合
・基準日を含むスケジュール
・基準日より後に始まるスケジュールで、すでに始まっている場合
イナズマ線の機能を使う場合には、スケジュールの配置が横一列に重なるように重なることを避け、できれば1段に1スケジュールというルールでガントチャートを作成するべきです。y座標が重なるようなスケジュールがあると、イナズマ線はきれいに描かれません。
イナズマ線は、一時的に描画しているもので、データには影響を与えません。データファイルにその設定が保存されることもありません。そのファイルを閉じるまでの間だけ有効で、次回ファイルを開いたときには、明示的にイナズマ線を表示するまで、表示されることはありません。