列
列は、段に付加的に情報を加えるためのものです。例えば「責任者」「〆切日」「数量」などといった項目を作り、段ごとにそれを入力することができます。また、段に登録されているスケジュールに関する情報を表示することもできます。任意に増やせる段の属性だと考えることができます。列は、表示と非表示を簡単に切り替えられます。必要がなければ、画面下部の「列を非表示」というボタンをクリックすれば、表示されなくなります。
列の作成
列を作成する以上、全ての段が同じ数だけの列を持つことになります。列と段を複数持つプロジェクトファイルは、表計算ソフトのセルを思わせるような表示になります。列を作成するには次の手順で操作します。
@列見出し部を右クリックして、コンテキストメニューから[列の新規作成]を選択します。
または、メインメニューから[挿入]→[列]を選択します。
A選択されている列の左側に列が作成されます。選択されている列がない時は、一番右に列が追加されます。
B必要事項を入力してOKをクリックします。
テキスト
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列見出しに表示される文字列です。CtrlとEnterを同時に押下することで改行も入力できます。
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幅
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列の横幅を指定します。単位はピクセルです。
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見出しのフォント
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列見出しのテキストを表示するフォントを、ボタンをクリックして指定します。フォントサイズの単位は、ピクセルです。
また、文字の色を、色指定ドロップコントロールから選択します。
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各段のフォント
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この列に属する各セルの内容を表示するフォントを、ボタンをクリックして指定します。フォントサイズの単位は、ピクセルです。
また、文字の色を、色指定ドロップコントロールから選択します。
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枠線
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この段の右側に引かれる枠線とその色を、ドロップコントロールから選択します。
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自動
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自動で表示される項目を選択できます。この項目を設定すると、その列の表示内容は自動で取得されますので、一つ一つのセルの文字列を手入力で編集することはできなくなります。
自動項目は、それぞれの段に登録されているスケジュールから生成されます。段に複数のスケジュールがある場合は、どのスケジュールが対象となるかは保証されていません。従って、この自動項目が実用的に使えるのは、一段に一つのスケジュールしか登録しないように運用している場合に限られます。
ただし、「最も早く始まるスケジュールの開始日」と「最も遅く終わるスケジュールの終了日」は、段に複数のスケジュールがあっても正しく機能します。
「合計日数」と「延べ合計日数」は、ver 2.7.0以上の対応です。それ以前のバージョンでは値が見えない他、これらのバージョンで編集を行なった場合、再度ver 2.7.0以降で設定し直す必要があります。休日等を集計に含めるかは、[ツール]→[オプション]での設定によります。
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列のデータの編集
列の各セルのデータは、セルをダブルクリックすると入力/編集ができます。セルが選択されている状態で、メインメニューから[編集]→[テキストの編集]を選択しても、編集が可能です。
非表示の列や、表示されていない段のデータは、表示されません。列のデータは、「フィルタ」で利用できます。フィルタについては後述します。
なお、列が自動項目に設定されている場合は、個別のセルの編集はできません。
列の表示/非表示
列を、一時的に「非表示」にすることができます。非表示にしたい列を選択した状態で、メインメニューの[表示]→[非表示]、またはコンテキストメニューの[非表示]を選択します。
再び表示させたい場合には、メニューの[再表示]から行います。非表示の段を選択することはできないので、一つとなりの列を選択した状態で、メニューを操作します。
非表示にされた列は、印刷出力の対象からも除かれます。
列の編集(列見出しの編集)
列見出しをダブルクリックすると、列のプロパティ画面が表示されます。または、列見出しが選択されている状態でメインメニューの[編集]→[プロパティ]を選択しても同じです。プロパティ画面で、いつでも列の内容を編集ができます。
(1)列の削除
右クリックメニューから[削除]を選択します。または列見出しを選択した状態でメインメニューから[編集]→[削除]を選択します。ショートカットキーは、[Delete]です。列を削除すると、各段のその列に入力されていたデータも全て削除されます。
(2)幅の変更
列見出しと列見出しの間の境界線をマウスでドラッグすることで、列の幅を簡単に変更できます。
(3)移動(並び替え)
列見出しをマウスでドラッグすることで、その列を好みの位置に移動できます。